Panasonic デジタルカメラ ルミックス FZ70(天文編)
ようやく夜景の試し撮りが出来た。今回は街の灯ではなく天文ってかほとんどお月様である。「天文写真は月に始まり月に終わる」と言われてるか知らないが、やっぱ誰しもが目につく一番身近な星を逃す手はない。
まずは上弦の月。
すごいわ…。コンデジのズームがこれほどのものとは。一レフの望遠の出る幕がない。
誤算だったのが三脚を使用した際のズームアップ撮影。お月様があちこち寄っているのは構図を考えてわざとそうしているのではなく、勝手にずれちゃうのよ…。安いもののせいかほんのちょっぴり安定しない。数ミリの揺れが大きく被写体をスイートスポットから遠ざける。シャッターをきるリモコンを持ってないので、10秒後オートとかにセットして手を離すが、シャッターを押す時の力でもうズレてきてしまう。探してみたけどまだシャッターリモコンは用意されていないようだ(売る予定あるのか?)
それでも威力は期待以上。上弦の月で横から照らされるクレーターもハッキリ見える。これ「月面X」じゃないのかな??
しかしなんで月ってこんなクレーターがあるんだろうか? 隕石が衝突した跡、というのは知っているが(地球と比べ)あんなちっぽけな星にどうしていたるところにぶつかってるのだ? あの確率で隕石が落ちるのであれば地球には比較にならないほど隕石落ちてこないか?
あ、大気がないからか? つまり月にあれくらいのクレーターを作るくらいのレベルの隕石は地球に置き換えると流れ星レベルの大きさで、地球に落ちる際は大気圏で燃え尽きてしまうということか。
でも有史以来、月に隕石が落ちたのがニンゲンに目撃されたことはあるんだろうか? あのあばた顔ならあってもおかしくないはずだけど。
あ、更に考えてみたら、月に隕石が当たるとすれば、それは月の裏側だよな。地球から見えてる面に当たるにはUターンしなくてはあり得ない。しかし現に月の地球側にクレーターはある。うーむ、太古の昔は面が逆だったとか? ゆ~っくり月も自転しているとか? 謎は深まる(・・?
閑話休題。これは京都で撮った中秋の名月の前日の月。これは手持ち撮影。なんとかなるもんだね。
ただ、東寺の五重塔は酷い有様。ノイズだらけ。三脚で揺れを抑えればもっときれいに写ると思うが。
そして翌日自宅で撮った中秋の名月の満月。もうちょっと絞ったほうがよかったかな。少し白飛びしてるかも。操作にまだまだ慣れていないのだ。
最後につい先日の下弦の月。上弦の月よりもちょっと暗い感じだな。クレーターも少ない。でもうっとりするほどキレイ…。
試しに「星空モード」で何枚か撮ってみた。すると肉眼では気付かなかったが、オリオンがもう昇ってきていた(この時時刻は0:30頃かな)。
すばるも写ってた!
よ~し、あとは流れ星が写せるかどうかだ!
この記事へのコメント
下弦の月の美しさを初めて知りました。
音楽を奏でそうな佇まいです。